11年間愛用していたノートパソコンに別れを告げ、新たなノートパソコンを購入しました。このパソコンは主にCAD(Fusion360)と動画編集を目的として購入しました。
そこで今回は選定時のポイントについてお伝えします。
最初にお断りしておきますが、Windows PCに慣れ親しんでいるためWindows PC、CPUは動画編集を行うため、動画編集に定評のあるIntelが前提です。
(Mac、AMDのRyzenを検討している方は申し訳ございません)
使用目的
まずは私の使用目的をお話しします。
色々とやりたいことはありますが、主な目的は
- CAD(Fusion360)を使って3Dモデルを作成
- 動画編集
- 写真のRAW現像
- ブログの執筆
以上の4点です。
Fusion360を使うのに最適なスペックは?
まずはFusion360の使用に耐えられる性能が必要です。
3D CAD用のパソコンはハイスペックでグラフィックカードが必須と考えがちです。
実際にCATIA、SolidWorks等のハイエンド、ミドルレンジにあたるCADは推奨スペックが高いため、必要なスペックを満たそうとするとかなり高額な買い物となります。
ですが、Fusion360の使用目的だけであればそこまでハイスペックなパソコンでなくても大丈夫です。
どこまで複雑な3Dモデルを作成するかにもよりますが、よほど複雑な3Dモデルを頻繁に作成するという方以外は最新のCorei5以上のパソコンであれば快適に作業できると思います。
Fusion360の動作環境は下のリンク先をご覧ください。
私が使っていた11年前Corei5(初代)、メモリ4GBのパソコンでもなんとか動きますが、待ち時間が長く快適に作業できる状態ではありません。
Corei5と言えども世代(発売時期)によって大きく性能が異なります。予算が限られている場合は中古でも仕方ないですが、特別な事情がない限り最新のパソコンを検討しましょう。
動画編集も行う場合のスペックは?
私は動画編集、写真のRAW現像も行いますのでFusion360の動作環境よりも高いスペックのノートパソコンを購入しました。
そこで私が検討した具体的な条件を書き出してみました。
分類 | 希望条件 | 理由 |
価格 | 12万円以下 | 貯金の上限額 |
OS | Windows10 | Windows11は発売して間もなく、対応していない機器などの恐れあり |
CPU | Corei7 | RAW現像、動画編集はCPUの性能が大きく作業時間に反映されるため |
メモリ | 16GB以上 | RAW現像、動画編集はメモリをたくさん使うため |
GPU | 内臓GPUはiRISXe 欲を言えば単体GPU | ゲームはやらないため、そこまでの性能は必要としない |
画面サイズ | 14インチ | 持ち運びを考慮してビジネスバックに入る大きさ |
記憶容量 | SSDで1TB | 写真、動画をたくさん保存しておきたい |
この条件全てに見合うノートパソコンは見つかりませんでした。中でもWindows10のものは全く見つかりませんでした。また、SSD1TBのものはほとんどないことがわかりました。
カスタマイズも考えましたが、「価格も上がるし、何より面倒」ということで今回は断念しました。
めげずに価格.comで条件を絞って検索すると、条件をすべてクリアした製品が見つかりました。価格も送料込みで105,621円と希望よりもかなり抑えられ大満足です。
Dellの直販サイトから購入し、製品到着まで3日間で到着しました。
使用した感想は何をするにも動作が速く、快適です。Fusion360もストレスなく動きます。
(以前に使っていたのが11年前のノートパソコンなので当たり前ですが・・)
気になる点をあえて言えばキーボードのボタンが安っぽく見える程度です。
心配していたWindows11のパソコンでしたが蓋を開けてみれば、プリンターへの接続等はWindows10よりもスムーズで今の所問題は皆無です。
まとめ
今回は新しいノートパソコンの購入条件と使用感についてお伝えしました。私が購入したDellのパソコンは非常にコストパフォーマンスが高い製品でした。
実際にパソコンを選んで感じたのは「使用目的を明確にする」ことが大事ということです。
目的によって必要なスペックと金額が大きく変わってきます。使用目的が決まったら後は金額との兼ね合いで妥協できる点を見つけていきます。
必要以上にハイスペックなものを買っても宝の持ち腐れになってしまいますから、自分が求める作業に対して十分に耐えうるスペックかを吟味して選定しましょう。
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