CADとCG、違いは何かと聞かれても答えるのは難しいのではないでしょうか?
そこで今回はCADとCG、何が違うかを解説します。
CADとは?
CADは「キャド」と読み、「Computer Aided Design」の略語です。日本語に訳すとコンピューター支援設計となります。
日本語訳の通りコンピューターを使って設計を支援するソフトウェアです。CADは設計する時に使う道具になります。
建築、機械、電子部品などを設計する現場で使われています。
CGとは?
CGは「シージー」と読み、「Computer Graphics」の略語になります。
コンピュータを用いて画像を作る、作られた画像のこともCGと呼ばれることもあります。
CGは様々なところで使われています。
映画、アニメ、コマーシャル、イラスト、漫画やゲーム、VRなどの制作現場で使われています。
何が違うの?
大きな違いは最終的な使われ方です。
CADは最終的に車、飛行機、家電や、その部品等形として実在する物を作る時に使われます。
一方のCGは最終的に画像、動画など、形として実在しない物を作る時に使われます。
CADは寸法を定義し実際の大きさで作る必要があります。ですが、CGは寸法の定義は必要なく、実際の大きさになっていなくても問題ありません。
まとめ
- CADは車、飛行機の部品など、実在する物を作る現場で使用
- CGは画像、動画など、形として実在しない物を作る現場で使用
違いをご理解いただけましたでしょうか?
まず、自分がやりたいことを確認してCADとCGどちらを使えばやりたいことが実現できるかを調べてみてください。
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